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2009年9月26日 (土)

調停委員

離婚調停をすれば、調停委員さんと会うことは避けられません。

調停委員とは?
という疑問をもつ方も多いことでしょう。

最高裁の公式見解は次のとおりです(最高裁HP)
http://www.courts.go.jp/saiban/zinbutu/tyoteiin.html

 ”調停委員は,調停に一般市民の良識を反映させるため,社会生活上の豊富な知識経験や専門的な知識を持つ人の中から選ばれます。具体的には,原則として40歳以上70歳未満の人で,弁護士,医師,大学教授,公認会計士,不動産鑑定士,建築士などの専門家のほか,地域社会に密着して幅広く活動してきた人など,社会の各分野から選ばれています。平成17年現在,全国で約2万人の調停委員がいます。”

 これは、どこのサイトでも引用されていますね。
 教科書的な説明としては、そのとおりなんですが・・・
 問題は、その実態です

 最高裁の公式説明では、
 調停委員は、
 ・専門家
 ・地域社会に密着して幅広く活動してきた人
の2種類がいることになります。

 実際に離婚調停にあたってみるとその印象は随分違います。

 調停委員は職業まで立ち会う弁護士に明かしてくれるわけではないので、あくまでも印象ですが、 どうも専門家よりは、
 地域社会に密着して幅広く活動してきた人
の方が圧倒的に多いのではないかと思います。

 「地域社会に密着して幅広く活動してきた人」というのは、どういう人をいうのでしょうか。
さっぱりわかりません。
いや、どうとでもとれるような説明を最高裁がしているようにしか思えません。 

 調停委員の人数ですが、
 千葉家裁管内(千葉県)では、年間6000件の調停があり、うち
 千葉家裁本庁では約100人の調停委員がいます。

 調停委員はどうやって選考しているのか?

 これが実は公募ではないのです。

 千葉家裁は、
 毎年,4月及び10月に応募者の中から選考している。事件数に応じてある程度の調停委員数を確保しておき,不足があれば補充することになる。
と説明しているのですが、ある委員から

●委員
調停委員になりたい者は自ら応募してくるのか。

との質問を受けると、

■委員長
公募まで行っている訳ではないが,裁判所に応募してくる人は
全員選考対象としている。履歴書を提出してもらい,経歴を確認
し,第一次面接を行う。そこで選ばれた人を再度面接して選考す
るという方法である。

と答えています(→千葉家庭裁判所委員会議事録)。
http://www.courts.go.jp/chiba/about2/iinkai/pdf/chiba_katei_giji_20_09_24.pdf

 公募もせずに応募してくる人とはどういう人なのでしょう・・・

 調停委員の選考過程はベールにつつまれています。

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http://www.lo-daichi.com/html/soudan.html

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