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2009年11月 2日 (月)

調停委員の報酬など

 調停委員の報酬については、以前記事にしたことがありますが(→過去記事)、その後さらに調べてみましたら、最高裁のHPに色々とでていることがわかりました。

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/iinkai/asu_kondan/asu_kyogi6.html 

 以下では、この内、私の興味関心のあるところを紹介していきます。

報酬にについての回答
(最高裁)
非常勤の国家公務員という身分になる。1日当たり約1万7000円の手当プラス交通費を支払っている。

調停委員の手当てにあてたられる年間予算
(最高裁)
調停委員の年間の手当は,100億円強である。地裁と簡裁における紛争は,訴訟手続と調停手続と半々で解決している。

公募はしているか
(最高裁)
新聞募集はしていない。関係機関に対し,機会ある毎に調停委員の推薦依頼をしている。新聞等に より募集しないのは,調停が,難しい状況で双方の言い分を聞いて説得していくという手続であり,経験や人間性が重要な要素であるため,関係機関に推薦を依 頼している。地域によって応募者数が異なるので,不合格率については把握していない。ちなみに,東京家裁では,毎年60名ないし70名を選任しているが, その際,選任を見送られた人はいると思う。僧侶や牧師といった宗教家の割合は,3.1パーセントである。

裁判所が調停委員を選ぶにあたって、団体に推薦依頼をしているのだが、具体的にはどういった団体に推薦依頼をしているのかという質問に対する回答
(最高裁)
地方公共団体,弁護士会,司法書士会,商工会議所,大学等である。臨床心理士の資格を有している調停委員はいるが,そうした団体に推薦依頼しているかは把握していない。

調停委員の任期、定年について
(最高裁)
調停委員の任期は2年で,再任は可能である。年齢は原則として70歳までとなっている。

調停委員は,何人いるのか。
(最高裁)
民事の調停委員が約1万3500人,家事の調停委員が約1万2000人だが,兼ねている人もいるので,約2万人である。

調停に対する最高裁の評価
(最高裁)
裁判所の予算は約3100億円から約3200億円であるが,そのうち約100億 円が調停委員の報酬である。コスト効率のよい紛争解決手段といえる。実行満足度も高い。癒しの効果もある。外国から日本の裁判所の見学に来る人の中には, 調停を見たいという人が多い。

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