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2010年3月10日 (水)

婚姻費用分担と即時抗告

 前回の記事「婚姻費用請求の手続き」 で、婚姻費用の審判について、異議申し立て(即時抗告)ができるということを少し触れましたが、この点についてもう少し説明しておきます。

 妻が夫に婚姻費用請求をして、婚姻費用を認める審判がでたのに、夫が異議を申し立てた場合、妻が即時抗告をされてしまった、どうなってしまうのだろうと思われることが多いようですので、妻側の視点で見てみます。

1 即時抗告が出来る期間

 即時抗告は2週間以内にしなければならないことになっています。

 即時抗告がされたかどうか、家庭裁判所は連絡をすぐにはくれませんから、2週間経ったところで、家裁に電話をして、夫から即時抗告はされなかったのか、審判が確定したのかを確認する必要があります。

2 即時抗告されてしまった場合は、月額5万円を支払うように」との審判がでたとしても、即時抗告がされると、強制執行することはできません。

 即時抗告に、強制執行停止の効力があるからです。

 すぐに強制執行をする為には、婚姻費用の審判を求めるだけでは駄目で、「審判前の保全処分」を申し立てる必要があります。

3 いつごろ高裁で決定が出るですが、これは高裁の都合もあり一概にはいえません。
 以前「住宅ローンがある場合の婚姻費用」という記事で紹介した  
 広島家裁 平成17年 8月19日  審判
は、
 広島高裁では平成17年11月 2日
に決定がでているので、このケースでは3ヶ月弱で決定が出たことがわかります。

4 抗告の決定例は下記サイトにありましたので、興味のある方はご参照下さい。
http://okaguchi.at.infoseek.co.jp/kasaikokoku.htm

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