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2010年5月23日 (日)

親権者を決めるにあたっての「原則」

親権者をどう決めるかについて、以前
 「裁判官は何を考慮して親権者を指定するか」
という記事を書きましたが、また別の観点から書いているものもありましたので、紹介します。

 親権者の指定にはいくつかの原則というものがいわれています。

1 乳幼児期における母性優先の原則
2 継続性の原則
3 子の意思尊重の原則
4 きょうだい不分離の原則

以上の原則は、ひとつだけが優先するものではなく、そのようなものを「総合考慮」(裁判所が好きな言葉です)していくことになります。

まず、
1 乳幼児期における母性優先の原則
ですが、これは、「母性」優先であって、「母親」優先ではありません。
 よく親権を得るのは母親が有利だなどといわれるのは、母親の方が母性を持つ方が多いということにあるのではないかと思います。
 もっとも、「乳幼児期における」と限定されていますので、子どもも10代になれば、母性優先の原則というのは、それほど大きなウエイトをもたなくなってくることになるでしょう。

2 継続性の原則
というのは、幼い子について、出生時からの監護者との継続性を重視するというものです。
 年齢が高くなっても、子どもは同じ環境を継続した方がよいでしょうから、監護環境の継続性という意味で、継続性の原則というものはありえます。

3 子の意思尊重の原則
4 きょうだい不分離の原則
というのは、言葉だけからも理解しやすいと思います。

参考文献
判例タイムズ主要民事判例解説1154号 106頁

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