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2011年2月14日 (月)

離婚の訴状(離婚のみを請求する場合)

離婚の訴状の一例をあげておきます。
夫から妻に対して、離婚のみを請求する場合をイメージしています。
訴訟書類の書式は、本を購入すると載っているのですが、ネットで無料で入手できるものはそう多くはないようです(いくつかは目にしますが)。
そのためか、訴状を見て、非常に法律的な文章のオンパレードに当惑される方もおられます。
そこで、大枠だけでも慣れていただこうと思い、一例をあげてみました。


なお、離婚の際には、どのような請求をするかで訴状に書くことは変わってきます。
特に、「離婚原因」の項目をどのように書くかが問題で、この辺が弁護士としては一番の腕の見せどころということになります。
ご本人で訴訟を申立てる場合の書式は、裁判所ホームページにありますので、そちらを参考にされたらよいと思います→こちら
________________________________________

訴状

2011年*月*日
千葉家庭裁判所 御中
原告訴訟代理人弁護士   金 子 宰 慶   印

 
(当事者の表示)              
本籍 (略)
住所 千葉市(以下、住所略)
原     告    X

〒260-0013 千葉市中央区中央4-8-8日進ビル5階
法律事務所大地(送達場所)
TEL 043(225)0570
FAX 043(225)0575
原告訴訟代理人弁護士  金 子 宰 慶


本籍 同上
住所 千葉市(以下、住所略)
被     告     Y

離婚請求事件
 訴訟物の価額     金160万円
  (財産権上の請求でない請求に係る訴えのときの訴訟物の価額;民事訴訟費用等に関する法律4条2項)
 貼用印紙額       金1万3000円(民事訴訟費用等に関する法律別表第1第1項)

第1 請求の趣旨
 1 原告と被告とを離婚する
 2 訴訟費用は被告の負担とする
との判決を求める。

第2 請求の原因
1 原告と被告は、以下の日に婚姻の届出をした。
 <婚姻届の年月日>
 原被告間には、子どもはいない。

2 離婚原因
 (略)

3 調停の経緯
 原・被告間の離婚調停の経緯は以下のとおりである。
 1) 申立
 申立日 (略)
 事件番号 千葉家庭裁判所(家イ)第*号
 2) 不成立となるまでに開かれた調停の回数  *回
 3) 不成立となった日 *年*月*日
 4) 不成立となった経緯 (略) 
 
4 よって,本件については、民法第770条第1項第5号の事由があり、請求の趣旨記載の申立をしたものである。

証拠方法
 おって提出する。

附属書類
1 訴状副本 1通
1 戸籍謄本 1通
1 調停不成立証明書 1通
1 訴訟委任状 1通

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