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2012年11月

2012年11月 5日 (月)

法律用語でいう「和解」とは

 「和解」というのは、法律上の用語なので、弁護士はついつい簡単に口に出してしまうが、一般的な語感とはちょっと違うので、多分、違和感を感じる方も多いのではないかと思います。
 和解というのは、簡単に言うと、「合意により訴訟を終了させる」ということなのです。
 
 一般的な語感としては、仲良くするなんて意味が入ってくると思うのですが、そのようなことは訴訟ではなく、単に合意するということしか意味しません。
 「合意」とでもいえばいいのですが、法律家は、法律を勉強し始めた時から、それが「和解」だと教えられているので(なぜなら、法律にそう書いてあるからです)、「和解」といってしまうのです。
 ときどき語感の違いから戸惑われる方もいるので、「合意」で説明したほうがよいのではないかなとも思うのですが、なにせ裁判所の文書には「和解」と堂々と書いてありますから。そのときに、びっくりされても困りますので、まあ「和解」という用語を法律家は使うのであると、その「和解」というのは、単に「合意」という意味にすぎないのですと、そう説明するようにしています。
 さて、この「和解」ですが、どの程度活用されているかというと、これが結構活用されています。
 離婚では実に47%、つまり約半分が和解で終了という統計もあります。
 これは、裁判官が和解を推進しているからですね。
 一般に、裁判官は、判決よりも和解による解決を好みます。
 これは、お互いの合意で事件を終結させたほうが良いという考えのほか、和解のほうが判決よりも裁判官にとっても労力を要しないという理由もあります。
 判決文が10ページくらいになるのは珍しくないですが、和解であれば1,2ページにしかなりませんので、裁判官の労力としては和解のほうが圧倒的に少ないからです。

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