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2012年12月 4日 (火)

婚姻費用の請求はいつからできるか

婚姻費用(生活費)を請求しようとするとき、いつからできるか?
これはよく聞かれます。
裁判所は
  「申立をしたときから」
とします(審判での判断)。
別居したときからではないのか?と疑問に思われる方もいるでしょうが、そうではなく申立をしたときからなんだという説明はものの本によると次のように言われます。
1 婚姻費用は生活費のこと。別居すれば、相手が困るってことは夫婦であればわかるんだから、別居時から請求できるという考え方もありうるとこと。
2 しかし、婚姻費用を支払う方からすれば、請求を受けて初めて、相手が扶養を要する状態だということを知ることも少なくない。
また、何年も経ってから、一度に請求されても、支払うほうがこれを全部支払わなければならないというのはいささか酷。
3 だから、請求があった時(通常は、朝廷の申立をしたとき)からの婚姻費用を裁判所は認めることにする。
審判での文言だと、「公平の見地から」としか書かれていない事が多いですが、その内容は、上記のようなことです(参考文献 秋武憲一著「離婚調停」)
裁判所がこのように判断しているとなれば、婚姻費用の調停を起こすのは早ければ早いほどよいということになります。
別居したらすぐに婚姻費用の調停を起こされたというようなケースを耳にしますが、それは裁判所のこのような運用を前提としています。



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