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2013年2月12日 (火)

配偶者が犯罪を起こした場合と離婚原因

夫婦の一方が犯罪を犯し服役した場合に、離婚は認められることが多いと思います。

窃盗等の犯罪を犯して実刑判決をうけた夫に対して、妻が離婚訴訟をしたケースがあります。
名古屋高裁昭和51年 6月29日判決(判タ 344号233頁) 判決では、

1 夫は、妻との婚姻継続を強く望むものの健全な仕事により収入を得ようとせず、いわゆる白タクをやろうとして、自動車窃盗などの犯罪行為を重ねて実刑判決を受けた。このようなことは社会的にも容認されない。

2 家計は経済的にも破綻し、妻子の扶養にも不自由していた。夫は妻を実家に残して、近隣、近県に職を求めて、別居生活が続き、両名の気持は遊離してゆき、妻はついに離婚を望むようになつた。
 そのような中で夫は逮捕され、実刑判決を受けた。
 これにより婚姻生活は破綻した。
とされています(要約)。

犯罪を起こしたことだけでなく、妻の生活の困難についても述べていますが、夫が犯罪を犯せば、多かれ少なかれ妻は生活に困るのが普通ですから、そのような事情を主張していけば、裁判所も離婚を認めるということがいえると思います。

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