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2013年6月20日 (木)

妊娠中絶した場合の損害賠償

 妊娠中絶した場合,女性から男性に対して,

損害賠償を請求できるか?
 この問題に一つの解決を与えたのが,

東京高裁平成21年10月15日判決(判例時報2108号57頁)です。

 この判決の考えは次のようなものです。

① 妊娠中絶をしたときから,

女性は直接的に具体的及び精神的苦痛にさらされる上に,

経済的負担をせざるをえない。
 女性は男性からその不利益を軽減し,

解消するため法的利益を有する

② このような不利益を分担しない場合は,不法行為となり,

男性は損害を賠償する。

 では,実際にどのような損害が認められているでしょうか。

 上記,東京高裁判決のケースでは,

134万円余りが認められています。
 内訳は治療費と慰謝料です。
 治療費が68万円,慰謝料が200万円だけれども,

その半分が認められるという考えです。
 慰謝料については,100万円(女性が請求できるのはその半額の50万円)という裁判例もあり(東京地裁平成24年5月16日判決;ウエストロージャパン),慰謝料がいくらになるかについては,具体的なケースによって異なりそうです。

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