« 住宅ローンのある場合の不動産の財産分与 | トップページ | 家事審判の即時抗告決定に対する異議申立の方法 »

2017年12月 5日 (火)

家裁での離婚訴訟の和解と判決


1 裁判の終わり方は、判決だけではなく、和解(合意)という終わり方もあります。

裁判というと、「判決で白黒を決める」というイメージが強いですが、実際はそうではないことも多々あります。

訴訟(裁判)の終わり方には大きく分けると2通りあります。
一つは判決です。
もう一つは和解です。
和解といっても仲良くするという意味はなく、合意で終了させるという意味しかありません。

裁判=判決というイメージが強いせいか、和解で終了させるという手法は意外と知られておりません。和解の説明をしますと、「そんな方法があるのですか」と結構驚かれたりもします。

離婚訴訟の一審(家庭裁判所)で判決になる割合ですが、判決が46%、和解が40%でほぼ半々です。

和解(合意)で終了することがかなりあるということがお分かりいただけるかと思います。

2 判決が出た場合の手続きの流れ
 判決が出た場合、いろいろと慌ただしい流れになります。
 
 まず、判決を受領してから2週間以内に控訴するかどうか決めなければなりません。案件のボリュームにもよりますが、判決は20ページや30ページになったりしますので、これを読み込んで控訴(異議申し立て)をするかどうか考えなければならないのはそれだけでも大変です。

 控訴するにはそれなりに費用もかかります。
 弁護士費用もかかりますし(通常弁護士の契約は一審の判決まででしょう)、控訴上に貼る印紙代などもかかります。

 控訴をした場合は、控訴理由書というものを50日以内に提出しなければなりません。

 判決から控訴までが14日以内、そこから控訴理由書が50日以内ですから、
14+50=64日
約2ヶ月で理由の全部を出し切るつもりでやらなければなりません。

3 高裁での審理は家裁での審理と比べてあっさりしています
 高裁での審理は家裁での審理と比べてあっさりしています。
 これは家裁での記録が高裁に移されるので、高裁では主張を整理するということがないからです。

 弁論期日は基本的には1回で終了すると思ったほうがよいです。

 判決は弁論期日から2ヶ月後くらいに設定されます。


ご相談は無料(初回)現在電話相談にも対応しております
 ***************************************
千葉市中央区中央
法律事務所大地
ご相談受付は
  平日午前9:15~午後5:00は、043-225-0570まで。
  平日午後5時~午後7時半、土日祝午前9時から午後7時半は、
  043-221-1388(相談受付専用)までお電話下さい。
  ****************************************

|

« 住宅ローンのある場合の不動産の財産分与 | トップページ | 家事審判の即時抗告決定に対する異議申立の方法 »

離婚訴訟」カテゴリの記事